【勉強】数学や物理が苦手な人が多いたった一つの理由【考察】

2024-02-20

勉強法 理系

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数学や物理が難しく感じるのは当然です。というのも、数学や物理は、各時代の世界一レベルの天才たちの発想を紡ぎ合わせることで発展してきた分野だからです。天才たちの発想を頭の中に再現し、それを自らの道具とするのが数学や物理の勉強なのですから、簡単にできるはずがありません。

しかし、難しく感じるからといって、数学や物理に対して敬遠したり、苦手意識を持ったりするのは、もったいないことだと思います。なぜなら、数学や物理は、凡人でも天才たちの発想に触れることのできる素晴らしい分野だからです。

例えば、物体が落ちる、というありふれた現象ですら、正しく捉えることができたのはせいぜい350年前のことです。それまでは、人々は物体が落ちる理由や速さについて、様々な説を唱えてきましたが、どれも正しくありませんでした。そんな中、ニュートンという天才が現れて、万有引力という法則を発見しました。この法則は、地球上の物体だけでなく、月や惑星などの天体にも適用できるという驚くべきものでした。ニュートンはこの法則を導くために、微積分という数学的手法も発明しました。これは、変化する量について正確に計算することができる画期的な方法でした。

ニュートンの発想は、私たちにとっては常識的に感じるかもしれませんが、当時の人々にとっては衝撃的でした。ニュートンは自然界には秩序があること、そしてその秩序を数式で表現することができることを示しました。これは、数学的感覚を持つことが重要だということを意味します。

しかし、数学的感覚は先天的に備わっているものではありません。これは後天的に身につけることができるものです。天才たちもまた、過去の天才から学ぶことで科学は発展してきたのです。数学や物理の勉強を難しく感じて怖気づくのではなく、天才たちの発想を楽しむという感覚を持つべきだと私は思います。

では、数学や物理の勉強を楽しむためには、どうすればいいでしょうか?私は以下のような方法をおすすめします。

- 数学や物理の歴史を知る
- 数学や物理の応用例を探す

これらを行うことにより、「なぜこの発想が生まれたのか」「なぜこの考え方が重要なのか」について理解を深められ、現代テクノロジーを見つめ直すことができます。発想の出どころが全くもってわからないラマヌジャンみたいな例外もいますけどもね。「そんなの思いつかんやろ!」みたいなエピソードを知っておくことで、数学者への親近感(?)を持てるかもしれません

最後に軽く自分語りをさせていただくと、私自身も計算はあまり得意ではなく、理系を選んだことで勉強の成果が出ずに苦しだ経験もしてきました。しかしながら、「天才たちの発想を楽しむ」という考えのおかげで、理系を選んだことを後悔することはありませんでした。

理系を志す理系科目が苦手な方々の心の支えになればと思い、この記事を書いてみました。計算が遅い、数式が理解できない、空間把握が苦手、などの個々の事情に対応できる画期的なものではありませんが、ぜひこの考え方を頭の片隅に入れてみてください。

 

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